令和元年11月1日(金)17:30~19:00
パナソニック㈱ライフソリューションズ社 会議室
参加者:組合員67名
八尋支部長より開会挨拶ののち、講師にラジオのコメンテーターとしてもご活躍の、元佐賀市長・福岡大学経済学部教授 木下敏之氏をお招きし、下記テーマについて講義をいただきました。
- 第1部「米中覇権闘争と九州経済」
- 第2部「福岡経済は地方経済最強か?」
九州の経済が専門の木下先生。なかなか広がらないとおっしゃる、福岡市の実態のお話を第2部では聞くことができました。
来日外国人や若者で溢れ、活気がある福岡。最近では芸能人もこぞって押しかけ、全国的にも魅力的な街として人気が高まっていると多くの方が認識をされているかと思いますが、昨年の人口一万人増加のうち75%が65才以上で、出生率は下がる一方であること。このままの状態が続けば福岡市はこれから超高齢化を迎えることとなり、少子化対策が急務であること。
また、「天神ビッグバン」は我々業界も大いに恩恵をこうむるであろうが、人口減少に伴い、作っても供給に需要が追いつかない。という、厳しい現実を教わりました。
受講者からは、「行く末に恐ろしさを覚えた。人生百年時代に備え、いま何をなすべきかを考えさせられた。」との声も。自分が暮らす地域のことだからこそ、先生のお話がスッと身に入ってきたようでした。

木下先生は頻繁にブログを更新されています。ぜひ、訪問してみてください。