令和2年2月8日(土)9:00~13:00
協同組合長崎卸センター事務所棟
上記日程にて定例の技術・経営研修会を開催しました。
長崎支部の経営研修会は、毎年同じ講師による研修で、ディスカッション方式を採用しています。
講師の武田先生は、しっかりと参加者の名前を把握したうえで指導してくださるので、活発な意見交換ができています。
季節柄、風邪で欠席者が数名出たものの、過去最多の92名が受講されました。
武藤支部長いわく、『寝る暇を与えない参加型研修会』のスタートです。
第一部 技術研修会
テーマ1
「EV車を走る蓄電池に!電気を貯めて家庭でも使う1台2役のV2Hシステム」
~今・最もホットなパワコンシステム~
講師 三菱電機住環境システムズ㈱
田中敦朗氏(九州支社・長崎支店)・岩国義幸課長
テーマ2
「4K・8K放送受信のリニューアルご提案」
「いまさら聞けないネットワークの基礎知識」
講師 DXアンテナ㈱ 竜田真二氏(福岡支店・電材課)
エレコム㈱ 吉田弘之課長


第二部 経営研修会
テーマ
「社会人・企業人・個人としての人間力向上」
~人間力とはなにか?コミュニケーション力のUP~
講師 武田龍吉先生(地域活性事業センター 代表取締役)

このたび、シリーズ10回の講義をしていただいた武田先生より、ありがたいメッセージを頂戴しましたのでここでご紹介いたします。
2011年、長崎県電設資材卸業協同組合 末永理事長様(単組当時)のご縁を受け、第1回目の研修を開催しました。
設定したテーマは「ヒューマンリレーションマネジメント 人間的経営」。“自己認識から人間関係を考える”ことからスタートしました。
私の講習の一貫したテーマは人間力向上でありますが、以来、各回テーマを定め、コミュニケーション・リーダーシップ・社会規範順守・メンタルマネージメント等の資質向上を研修会参加者と共に学んできました。
研修の手法は一般的な座学でではなく、参加者に問いかけ、講師と参加者が一体化した研修手法を取っています。
2回目3回目の研修からは前回の内容を意図した質問にも、的確に反応してくれるようになり、いつ質問が来るか判らない状況で、必ず回答を求める内容ですから文字通り気の抜けない研修で、「眠る暇などない研修」と言われています。
5回目からはグループワークを取り入れ、我が社の10年後のあるべき姿などを、参加者にイメージしてもらう研修内容で実施しています。
参加者全てが発言できる機会を作り、他社の方々と語り合うことは、業界の共有性も合わせた、人材教育の場になっていると感じています。
60分から70分位の研修時間ですが、参加者からは、「すごく短く感じた」と講評を得ています。
このような人材研修を継続されている長崎支部の方々のご努力は参加者の回答の速さによって研修が身についている事で確実に成果を出しています。
「継続は力なり、人格をも変貌させる」。正にその通りだと毎回感じています。
毎回の研修のなかで、参加者には一年の“一文字テーマ”を決めていただいていますが、私の今年の一文字テーマは「恕(じょ)」です。人の想いや立場を察する、緩やかな心を持ちたいと願っています。
35年間の人材教育で「いかに解りやすく伝えるか」このことだけを考えてまいりました。
「100年の計は人材教育にあり」
毎回の研修準備、企画に携われる皆様に感謝を申し上げますとともに、期待に添えるよう微力を尽くしてまいります。
最後になりましたが、組合企業様の益々のご発展をお祈りいたします。
令和2年2月7日

励みになりますね。参加者の皆さんには、しっかりと学んでいただいたことと思います。武田先生ありがとうございました。
そして、武藤支部長、4時間に及ぶカメラ撮影お疲れさまでした(笑)。