令和3年4月20日(火)16:30~19:00
オリエンタルホテル福岡 博多ステーション

出席者:全九州電気工事業協会様より11名 当組合より11名

例年本会は1月末に開催しておりますが、令和3年1月は福岡県下の新型コロナウィルス新規感染者が最多を記録したこともあり、延期とし、この時期の開催となりました。

延期の決定をした当初は、4月ころには感染も終息傾向にあると見込んでおりましたが、残念ながら再拡大が心配される状況にあり、感染防止対策を万全にしての開催となりました。

念には念を入れ、会場入りする前に抗原検査を出席者全員実施しました。

ソーシャルディスタンスを十分に確保した会場は奥行きが通常の1.5倍ほども長いうえ、出席者全員がマスクをしての座談会となりましたので、表情をうかがい知ることはできませんでしたが、対面で意見の交換ができることをありがたく感じた会でした。

当組合からは、次世代人材の活躍と業界の地位向上を目指して掲げた「アクションプラン2030」が本格始動しており、若手育成、IT活用等様々な活動を展開していることを、忍田理事長よりご紹介いたしました。今後10年をかけて「電材 DENZAI」という言葉を世間に認知していただけるよう推進してまいります。

全九電協様からは、下記の議題について具体的にご報告をいただきました。

  • 第4回 電気工事技能競技全国大会開催
  • 工販若手意見交換会の今後について
  • 電気工事業における女性活躍推進の取り組みについて

工具の軽量化・電気工事の簡略化等、製品技術性能の向上により、一昔前に比べるとその活躍の場は広がっており、熊本県・沖縄県ではいち早く女性部会も設立され、交流を通じて技術の向上や働き方改革等の課題に取り組まれているそうです。

女性の勤勉さ・誠実さ・気遣い・負けん気に、電工業界は大きな期待を持っており、就労環境や制度の導入を進めていらっしゃいます。

全日本電気工事業工業組合連合会様ホームページ
http://www.znd.or.jp/women/

女性活躍推進法を受け、電工業界では女性の積極起用が進んでいます

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第二部は、時間を短縮しての懇親会を開催。パーディションを設置してのマスク会食で、ご出席の皆様とお話しすることは叶いませんでしたが、それでも久々の会食は楽しく、有意義な時間となりました。

花元会長様からは、「公共事業も出尽くし感があり、そのうえ予算はコロナ対策に大半を割かれ、今後は厳しい状況が予想されるが、工販の協力で難局を乗り切っていきたい。」と力強いお言葉をいただきました。

当組合では、新しい生活様式に対応した商品、サービスをご提供できるよう、情報発信・教育事業に注力してまいりますので、引き続きご指導の程お願い申し上げます。