開催日 令和6年1月26日(金)
開催場所 オリエンタルホテル福岡博多ステーション

第一部 懇談会

開会ご挨拶

毎年継続事業として開催してきた全九電協様との合同懇談・懇親会。今回は当組合が当番幹事として進行を務めました。

木村理事長はご挨拶の冒頭、能登半島地震により被災された方々に心からのお見舞いを申し上げるとともに、 平成28年(2016年)熊本地震での甚大な被害を受けた経験から、今後の復旧復興がいかに大変な道のりであるかについて語り、私たちが被害を風化させずできる支援を続けていくことの大切さを語りました。

つづいて、昨年来大変なご迷惑をおかけしております電線ケーブルの供給難についてお詫びを申し上げ、正常化に向け卸組合として情報発信を続けていくことをお約束しました。

出席理事ご紹介

第8回 合同懇談会以降に交代された出席理事のご紹介です。新しくご就任なさいましたが、皆さま長年組合活動に携わって来られた方ばかりでございます。

大分県電気工事業工業組合
杉野理事長
鹿児島県電気工事業工業組合
福重理事長
渡邊理事(北九州)

第一議案 電材卸組合における「eスポーツ」への取り組み紹介

採用に「eスポーツ」を活用!?

一聴しただけではあまり効果的に思う方は少ないかもしれませんが「eスポーツ」はいまや世界的にスポーツ競技として認知されています。

当組合上部組織 全日本電設資材卸業協同組合連合会では「eスポーツ」をゴルフや飲み会にかわるコミュニケーションツールとして活用し、業界のイメージを向上させることを目的に、日本初となる全国協同組合内のeスポーツ全国大会「DENZAI CUP」~ROUND1~を開催する運びとなりました。

上記バナーをクリックしていただくと全日電材連の掲載ページへリンクします。

大分支部ではこの流れを受け、支部経営研修会において「eスポーツ」を体験。為末理事兼大分支部長は、対戦が進むと汗ばむような感覚もあり没頭感と爽快感は確かにスポーツの感覚。異業種交流も期待でき、業界の認知度アップや社内の活性化、社員の定着化に有効な取り組みだと感じたそうです。

第二議案 第2回 九州工販若手意見交換会報告

令和5年11月28日、全九州電気工事業協会4階会議室において、第2回目の工販若手意見交換会を開催。

第1回は令和元年に開催。継続開催を望む声が上がったもののコロナ禍で開催見送りとなり、ようやく2回目の開催となりました。

全九電協青年部協議会、当組合実務者から30・40代を中心に18名が参加。双方が事前に提出した議案について3グループに分かれ活発に意見を交わしました。

全九電協青年部協議会 溝上会長は「工販それぞれの立場からの貴重な意見を聞くことができ有意義な会となった。参加メンバーが刷新され初対面の方も多かった。お互いの理解を深め議論を進めるには、運営方法も改善しながら継続事業としたい」と述べられました。

第三議案 第5回 電気工事業技能競技全国大会開催に向けての対応

令和6年11月27・28日 横浜アリーナで開催予定の第5回 電気工事技能競技全国大会に向けた九州の選手選考および集合練習会について、全九電協 古田専務理事より説明をいただきました。

「電気工事の甲子園」として大きな注目を集める本大会での九州選手の活躍を確信するとともに、当組合も全力でご支援申し上げます。

大会の詳細については、全日本電気工事業工業組合連合会のサイトをご覧ください。https://znd.or.jp/wordpress/org/ginou/

第四議案 高圧ケーブル供給難について

昨年来続く建設用電線の需給ひっ迫について、矢崎エナジーシステム株式会社 石川九州支店長をお迎えし、現状について報告を受けました。

建設用電線を手掛ける大手企業では、生産上の不具合や材料調達難はなく各社フルに生産して出荷を続けているそうで、2月以降各社受注受付再開も予定しており、当組合理事からは「昨年11月にご注文いただいた商品についてようやく納期が付きだした」との発言もありましたが、電気工事会社の皆さまはお客さまから日々説明を求められている苦しい状況であり、納得していただけるような説明と対応が求められると厳しいご意見も頂戴しました。

組合員一同誠意を持って迅速な情報発信と対応にあたってまいりいます。

第二部 懇親会

第二部はパーティションが取り払われた卓を囲んでの懇親会。
全九電協 安田会長は「乾杯」に変え「ご安全に!」と高らかにご発声。

約一時間半と短い時間でしたが、交流を深め、工販力と知恵を合わせ課題解決にあたることを確認した有意義な会となりました。

全九州電気工事業協会
安田会長
末永副理事長(長崎県統括)