工販連携の強化と青年部活動の活性化を図るため、2025年11月20日(木)に全九州電気工事事業協会青年部協議会との共催事業として、「第3回 九州工販若手意見交換会」に参加いたしました。
- 日時: 2025年11月20日(木)15:00〜17:00
- 場所: 全九州電気工事事業協会4階会議室
開会および参加状況
開会にあたり、九州電設資材卸業協同組合より立石泰彦副理事長、一般社団法人 全九州電気工事事業協会より大野弘司専務理事様からご挨拶をいただきました。
立石副理事長は、全日本電設資材卸業協同組合連合会において次世代プロジェクト委員会の委員も務めておられ、各県の工事組合青年部と卸業組合との連携状況にも精通していらっしゃいます。
九州は全国の他地区と比べても、とりわけ活発な活動が展開されているとのことです。
全九州電気工事事業協会青年部協議会の三浦友裕会長からは、本会が3回目を迎えた経緯に触れ、工販双方の相互理解が共存・共栄に繋がり、継続的な開催を期待する旨が表明されました。
当組合からは、九州各県から若手実務者10名が出席し、全九州電気工事事業協会の青年部役員さま11名との議論に臨みました。

3. 意見交換の実施
15:20から16:45にかけて、参加メンバーはテーブル単位で3班に分けて意見交換を実施しました。
今回は、工販双方の視点から、以下の2つの重要なテーマについて深く掘り下げた議論が行われました。
- テーマ1:「生産性向上に向けた取り組み推進と若手育成(OJT・研修)の課題」
- テーマ2:「お互いの業界が求めるものはなんですか?」
90分という限られた時間でしたが、各テーブルにおいて活発かつ忌憚ない意見交換が交わされました。特にテーマ2では、卸売業(販売)と電気工事業(工事)それぞれの立場から、相手業界に対する具体的な要望や期待が示されました。
意見交換終了後の16:45からは、各テーブルから代表者一名ずつによる発表が行われ、議論の内容を共有しました。
4. 継続の確認と懇親会
本意見交換会を通じて、工販(工事と販売)の相互理解が深まったことを確認し、今後もこの交換会を継続して開催し、工販の理解促進に繋げていくことが確認されました。
会議終了後には、懇親会が開催され、和やかな雰囲気の中で交流を深めました。
事業環境が大きく様変わりするなか、電気工事業界においても、再生可能エネルギーの普及や設備の高度化、DXの進展など、新たな技術への対応が求められています。
こうした変化を確実に捉え、次代を担う若手の皆さまが、技術の進歩を積極的に取り入れた事業展開を推進していかれることを強く期待しております。
お忙しいところご参会いただいた青年部役員の皆さま、ならびに卸組合実務者の皆さまに深く感謝申し上げます。

